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【フタコン通信】VOL.013(2011年12月26日号)
【 豆知識 】
【1】 地下水位の低下で地震を予想?
・地震後、近所の家庭用井戸の出が悪い。
・数日ですっかり枯れた。
・また近くの山の湧水が止まってしまった。
・その家のご主人は「以前からいい湧き水がずっと流れていたのに」と語っていた。
・また、逆に温泉が噴き出した箇所もある。
地下水の水脈が変わったのだろうか?
過去にこのようなことはありませんでしたか?
地震前の予兆として、先人も地下水の変化を伝えています。水が溢れた、枯れた、温水になったなど。
この地下水の変化を観測して、東海地震の予知にデータを提供している研究施設があります。
「独立法人産業技術総合研究所の活断層・地震研究センター」です。
興味のある方はこちらからデータをご覧になって下さい。
http://riodb02.ibase.aist.go.jp/gxwell/GSJ/index.shtml
また「巨大地震前に井戸水位低下の現象を検証」した報告もあります。合わせてご覧下さい。
http://earthquake-support.seesaa.net/article/40512299.html
井戸をお持ちの方、明日から注意深く井戸を覗いて見てください。
本当に高い精度で地震を予知出来たらどんなに安心できるか・・・
こういった研究の成果が実る日が来るのが待ち遠しいです。
【2】井戸復旧経費の助成について【いわき市】
今回の地震で地下水脈が変わってしまい、井戸が枯れたりまた、温泉が噴き出したりと地下の世界も地震の影響を受けて大変のようです。
そのようなこともあり、いわき市では東日本大震災で被災した家庭用井戸等の復旧に要した経費の一部を助成する制度を発表しました。
1.補助対象者について
上水道、簡易水道の給水区域外において、既に井戸等の施設を設置している方で、次の要件に該当する方
・平成23年3月11日時点でいわき市に住所が有り、現在も居住している方
・水源の枯渇や井戸等の被災で飲料水等の確保することが困難な方
・渇水や災害の際に、近所の方に飲料水等の提供ができる方
2.補助対象事業について
補助の対象となるのは、平成23年3月11日以降、井戸等の水源が枯渇、または施設が被災した場合において、飲料水等を確保するための水源、取水地点の変更工事、修繕工事です。
(事業所や賃貸住宅、別荘などは除きます。)
3.補助額について
復旧に要する経費(消費税を含む)から、8万円を引いた額の1/3を補助します。なお、補助限度額は14万円です。
4.補助受付について
受付期間:平成23年11月21日から平成25年3月31日まで
詳細は以下を参照して下さい。
http://www.city.iwaki.fukushima.jp/topics/012876.html
※弊社においても豊富な実績の元「井戸」の掘削工事、メンテナンス工事を行っております。お気軽にご相談下さい。
http://www.futaba-con.co.jp/gaiyou/kouzi/sakui/onsen_mizuido.shtml