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【フタコン通信】VOL.026(2014年02月25日号)
【豆知識】
【1】復興情報関連サイトについて
東日本大震災から3年が過ぎようとする今、被災地3県においては、復旧・復興に向け、防災のための海岸・河川堤防の嵩上げ工事、安全な復興土地区画整理事業・安心に過ごせる災害公営住宅の整備が早期完成をめざし工事が進行しています。
今回はあらためてそれらの復興状況がわかるサイトを紹介したいと思います。
1.民間の有志が政府や自治体と連携し、ボランティアベースで情報を発信している「助けあいジャパン」のサイトがあります。
http://tasukeaijapan.jp/
2.復興庁のサイトでは岩手県・宮城県・福島県の住宅・公共インフラの復旧・復興の情報がわかります。
http://www.reconstruction.go.jp/portal/index.html
3.福島県における復旧・復興の状況がわかります。
http://wwwcms.pref.fukushima.jp/pcp_portal/PortalServlet?DISPLAY_ID=DIRECT&NEXT_DISPLAY_ID=U000004&CONTENTS_ID=31629
また、福島県土木部においては定期的にメールマガジンを発信しており、登録すれば最新の復興の情報を得る事ができます。
http://wwwcms.pref.fukushima.jp/pcp_portal/PortalServlet;jsessionid=D96119B6288D3B9D2FF70C6E2E4905F3?DISPLAY_ID=DIRECT&NEXT_DISPLAY_ID=U000004&CONTENTS_ID=35408
2014年度は、震災後4年目となり復興事業もピークを迎えます。弊社も微力ではありますが、引き続き地域復興のために全社員一丸となって全力で取り組んでまいります。
【2】WindowsXPについて
2001年の登場以来、12年の長きに渡って使われ続けてきたWindowsXPのサポートが、とうとう4月9日で終了となります。
サポートの切れたXPを使い続けるのは危険だと、マスメディアは盛んに伝えていますが、実際にどんな被害が起こりうるのか、知っていますか?いくつか挙げてみると、
・コンピュータが乗っ取られ、遠隔操作をされてしまう。
・コンピュータ内の機密情報が、外部に流出してしまう。
・ほかのコンピュータに対して、攻撃の踏み台にされる。
・インターネットバンキングで、勝手に送金をされてしまう。
金銭的な被害だけでなく、社会的な信用を落とすことにもなりかねないですね。また、乗っ取られたコンピュータが、他のコンピュータに被害を与えれば、こちらが加害者となってしまいます。実際に乗っ取られたコンピュータから犯罪予告が勝手に発信され、コンピュータの持ち主が誤認逮捕された出来事は、大きく報道されました。
コンピュータを乗っ取ったり、ファイルを破壊したりする有害なソフトウェアを「マルウェア」といいます。悪意のあるソフトウェアという意味です。
マルウェアには、ファイルに感染し自分自身をコピーして増殖させる「コンピュータウィルス」、他のファイルに感染しなくても自力で増殖していく「ワーム」、コンピュータの情報を収集し送信してしまう「スパイウェア」等があります。インターネットや、USBメモリなどの外部媒体を通して、コンピュータに侵入します。
サポートが継続している間は、マイクロソフト社は、マルウェアが出現すると、その被害を受けないよう対策を施したアップデートを常に提供し、通常は何も意識しなくてもコンピュータは被害を受けにくいように保たれます。ところが、サポート終了後は、対策プログラムが提供されず無防備状態になるため、犯罪者にとって「おいしい」状況となり、現在よりもマルウェアを盛んに作成、蔓延させていくことが予想されます。
今でも十分使用できるハードウェアやソフトウェアの入れ替えには、やりきれないものを感じますが、被害を防ぐためには、できる限り速やかに、後継のOSにアップグレードすることが大切ですね。
なお、やむを得ずWindowsXPを使い続けなければならない場合は、マルウェアがコンピュータに侵入する経路をふさぐ、つまり、インターネットにつながない、USBメモリを使用しない等の適切な管理をおすすめします。