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【フタコン通信】VOL.049(2017年12月25日号)


【豆知識】

今回の豆知識は、世界最高峰『エベレスト』についての話です。

英   名:エベレスト
チベット名:チョモランマ
ネパール名:サガルマータ

と各国で様々な呼び名がついています。

エベレストはちょうど中国とネパールの間に位置していおり、登山家が夢に見る山、そしてまぎれもなく最も危険で最も死に近い山でもあり、地球上で最も高い場所、世界中の人達にも知られている文字通り最高の山です。

エベレストの標高については、1955年にインド測量局が周辺12ヶ所で測定し、その結果を平均して得られた「8,848m」という数値が長年一般でした。
その後、1999年に全米地理学協会はGPSによる測定値が「8,850m」だったと発表。これに対し、2005年に中国は「8,844.43m」の結果を発表しました。 同国は「新しい技術を導入した精密な測量」の成果と強調し、新たな公式データとして使用するとのこと。

エベレストの標高を巡っては、2010年に長年対立してきた中国とネパールがネパールの首都カトマンズで会合を行い、互いに主張する数値の根拠を突き合わせました。
ネパール側の主張する標高は、山頂に積もった冠雪も含めた高さで、一方の中国側が主張する標高は、冠雪を除いた岩山の高さだということです。
ネパール政府は、海外の専門家らと測量方法について検討し計測を行うと表明し論争に決着をつける考えです。

因みに、エベレストは6000万年前、インドのテクトニックプレートがアジアのプレートにぶつかり、その部分が押し上げられるようにしてできました。
この地域のプレート活動は今も続いており、エベレストは毎年4〜6mmほど高くなっているそうです。

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