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【フタコン通信】VOL.059(2019年8月26日号)


【豆知識】

夏の暑さもひと段落し、少しずつ秋へと移り変わろうとしています。季節の変わり目でこれから秋雨前線も発達し雨の日も続くでしょう。

そこですでにシーズンに入っている台風、竜巻の違いについてまとめました。

台風と竜巻の違いは発生のメカニズム、被害が及ぶ範囲、規模、発生している時間などです。

それぞれの特徴として、台風は熱帯(低緯度地域)の海上で発生した熱帯低気圧で最大瞬間風速が17.2m/s以上のことを指します。海上で発生し、時間を掛けて長距離を移動する際に、規模と勢力が増し広範囲に被害を及ぼします。

竜巻は、積乱雲に伴って発生する激しい空気の渦巻きのことを指します。陸地で発生し、短時間で収束しますが局地的に被害を及ぼします。また竜巻は7月から11月にかけて多く発生する傾向があり、そして夜間よりも11時から18時に発生する率が高いそうです。

このような違いが台風と竜巻の特徴に繋がっているのです。

台風は接近の前兆として鮮やかな夕焼けが発生するようです。これは太陽の光が空気中の水蒸気が多いほど波長の短い青色の光が散乱し、波長の長い赤色の光は散乱されずに目に届くため、夕陽が赤くなりキレイに見えるためです。
また竜巻が発生する前兆は、空が暗くなる、雷鳴が聞こえる、冷たい風が吹く、降雹が起こるといったものが挙げられます。そのような気象変化があったら竜巻注意情報(気象庁:https://www.jma.go.jp/jp/tatsumaki/)を確認してみて下さい。

これら台風や竜巻による気象災害に対応する為には、事前に避難場所・経路の確認や非常食などの準備や情報収集が大事です。そして避難情報が出た際には、発令される避難レベルに応じた素早い行動と周囲への声かけをしましょう。

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