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アンカー工事
目的
アンカー工は、ボーリングマシンにより不動層まで地盤を掘削し、高強度の鋼材を挿入します。そして、地表面に設置した受圧板等の反力体によって、地すべり移動土塊に締め付け効果や引止め効果を与えることにより、地すべりの安定化を計る工法です。
内容
- グランドアンカー工
- ロックボルト工
グランドアンカー工の例
グランドアンカー工を用いる場合の安定計算法
技術ポイント
グラウンドアンカーは構造物からの引張力を地盤に伝達するための構造部材の一種です。PC鋼材などの引張材の一端をグラウトで地盤に定着し、引張力を引き伸ばしてから、他の一端を構造物に固定して、地盤または構造物の安定を図るものです。
ロックボルト工は、異形鋼棒を挿入し斜面を補強することにより落石等の比較的小さな規模の法面崩壊を防止、斜面の安定を高める工法です。