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水環境を考慮した設計

目的

 都市開発の進行により雨水の浸透面積が減少したことで、洪水や都市の砂漠化などが問題となっています。地域開発において、雨水の浸透を促進させ水循環系の適正化を図り、それらの諸問題を改善すると伴に、そこに暮らす人々に豊かさと潤いのある住環境を創出することを目的としています。

内容

 地域の治水対策としての雨水浸透施設(貯留浸透施設、浸透トレンチ、浸透桝など)の計画から、住環境と自然との共生を目指す、『浸透化地盤造成工法』のご提案まで、基本構造から施工管理まで総合的にサポートいたします。

技術ポイント

 弊社の考案した『浸透化地盤造成工法』は、平成11年に財団法人国土技術研究センターより『第1回建設技術開発賞奨励賞』を受賞しました。

 造成工事において浸透能の高い沖積・河川氾濫源の地域特性を活かし、盛土材を従来の山砂から砕石に替え、有孔管(地下浸透トレンチ)を沖積氾濫源の水ミチに代用し人工沖積層を造り、透水性舗装・エッジトラフサチュレイション工法を併用し、各浸透層の浸透能力と地温を利用した融雪効果など、それぞれの特徴が相互作用を生みだします。

業務実績

年度 業務名 業務場所 発注者名
2006 伊達総合支所雨水浸透調査設計業務委託 伊達市前川原地内 伊達市
2004 水循環事例調査業務委託 県北地区 福島県
2002 北沢又ニュータウン造成設計(※) 福島市北沢又・南沢又地内 民間会社
1999 伊達町上大川地区「ふるさと回帰線」 伊達市伏黒地内 旧伊達町
1995 諏訪野団地造成設計(※) 伊達市諏訪野地内 民間会社
(※)浸透化地盤造成工法の採用事例
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