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【フタコン通信】VOL.018(2012年10月24日号)


【 豆知識 】

【1】富士山など山の高さはどこから測ったか?

日本では東京湾平均海面といって東京湾の潮の満ち引きを測って平均を出し、その高さを基準(0m)としています。
ですから富士山の高さは東京湾平均海面からの高さとなります。
実際の測量は東京湾平均海面を基に水準測量を行い、日本の測量の高さの基準となる「日本水準原点」を設置し、そこから測って設置した三角点や水準点から求めています。

【2】平均海面はどのように測るか?

昔は海の中にものさしを立てて、それを時間毎に見て海面の高さを記録して求めていました。
現在は海際に井戸を掘り、井戸の中に浮きを浮かべて海面の高さを測り、その値を平均して求めます。
その結果は専用回線で国土地理院に送られ、海面の変化の監視に利用されています。

【3】平均海面はどこでも同じ?

海の高さは地域によって違いがあります。日本海側と太平洋側では日本海側の方が20cmぐらい高くなっています。
日本の基準としては、離島などの特別な場合のほかは東京湾の平均海面を統一して利用しています。

【4】等高線とは?

山の形など土地の高低を表す方法の一つで、地図にあるぐるぐる巻かれた線のことを等高線といいます。
これは10mや20m毎に同じ高さのところをつないだ線で、線の間隔が狭いと傾斜が急で、線の間隔が広いほど緩やかな傾斜を表します。
地図を使い慣れている方は、等高線の形だけで山の形状がわかるようですよ。

【5】地図の縮尺とは?

地図では土地の様子を狭い紙の上に書く為に、実際の長さを縮めて表します。この縮めた比率を地図の縮尺といいます。
例えば、5万分の1の縮尺では、実際の長さが50m(50,000mm)だった場合、地図の上では1mmで表されます。
逆に同じ縮尺の地図上で2mmだったら、実際の長さは100mという事ですね。

【6】湖と沼と池の違いは?

湖は、水深が深く岸には植物が生えて、中央の深いところには植物が無いもの。
沼は、湖より浅く深い所にも植物が生えているもの。
池は、地面に出来た窪みに水が溜まった所。普通、湖沼より小さいもの。人工的に作られたもの。
と、辞書などに書かれています。

しかし、ダムによってできた池でも「○○湖」と呼ぶように、関係なく名前が付けられる事がほとんどです。
地図ではこの区分と関係なく、実際に呼ばれている名前が書かれているようですね。


【 便利サイト 】

【1】 PDFファイルを簡単に検索できるサイト「PDF検索.com」

今回はインターネット上のファイルからPDFファイルを簡単に検索できるサイト「PDF検索.com」を紹介します。

「PDF検索.com」は、インターネット上のファイルを検索際にPDFファイルに絞って検索することができる検索サービスです。
サイトに仕組みはGoogleでファイル形式を絞り込んでいるだけなのでGoogle検索でも同様のことはできますが、PDFファイルのみを検索したい際には面倒な検索条件を設定する必要もなく便利です。

サイトにアクセスするとGoogle検索風の検索入力欄にキーワードを入力して「検索」ボタンをクリックするだけ。PDFファイルに絞って検索結果を表示してくれます。

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