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【 豆知識 】

最近、「○○原発に活断層が通っている可能性が高い」という報道が多く聞かれます。今回はその(活)断層についての豆知識からスタートです。

【１】断層について

断層とは、岩盤に力が加わることによって生じる岩盤のずれのことで、地表に見えるとは限りません。また、ずれていなければ「割れ目」といいます。
断層にいろいろ種類があり、代表的なものとして「震源断層」「地震断層」「活断層」があります。
「震源断層」とは、地震の発生の元になった断層です。
「地震断層」とは、地震に際し地表に現われた断層です。震源断層が地表に達したものと解釈されます。
「活断層」とは、最近200万年以内に動いたと思われる断層です。一部のものは再び動く、すなわち地震を起こす可能性があります。

【２】活断層について

最近の地質時代（新生代第四紀（約200万年前））に繰り返し活動し、今後また活動する可能性がある断層のことです。
1995年に兵庫県南部地震（阪神・淡路大震災）が既知の活断層（淡路島北部の野島断層とその地下の北東延長部）の活動によって起こったことから、それ以後とくに活断層は地震予知や災害対策上注目されています。
活断層には、つねに少しずつ動き続けている「クリープ性」のものと、平常は休止していてまれに急に活動する「間欠性」のものとがあります。
前者は、大地震は起こしませんが、土地が徐々に食い違っていくため、断層の直上の建造物や道路などが被害を受けることがあります。
これに対して間欠的に活動する活断層は、大地震をまれに起こす地震性の活断層です。日本の活断層を含めて世界中のほとんどすべてがこの種の活断層です。それらの活断層に沿って微小地震が発生していることもありますが、まったく地震が観測されない活断層のほうが多いです。

続いて、世界の燃料エネルギー領域に新たな突破口を開こうとしている「シェールオイル」についてです。

【３】シェールオイルについて

シェールとは堆積岩の一種で頁岩（けつがん）のことです。
太古の湖底や海底に泥が層状に堆積され、加圧されてできた板状の岩のことです。
シェールの黒い部分には有機物が含まれています。その有機物が地下深いところで熱熟成を受けるとガスシェールになります。
シェールオイルとはオイルシェール（油母頁岩（ゆぼけつがん））に含まれている石油類似の有機物（ケロジェン、油母ともいう）のことで、頁岩油ともいいます。
通常、シェールオイルはオイルシェールを500〜800℃で乾留することにより得られます。

【４】地熱って何度くらい？

現在の地球内部の温度は推定の方法がまちまちではっきりわかっていませんが、一例をあげると、大陸地殻（地球のもっとも表面を構成する層）の底で約400℃、海洋地殻の底で約200℃、マントルと核の境付近で約4000℃、内核で約6000℃といわれています。


【スマホ豆知識】

時代の流れでスマートフォンに切り替えた方、大分多くなってきたようですね。
でもこのスマホ、以前のケータイに比べると「バッテリーの持ちが非常に悪い！」ですよね。一般的な利用方法なのに不便を感じている人は、使い方や設定に改善の余地があるかもしれません。
スマホがあまり詳しくない方でも効果のある電池の長持ち法をいくつかご紹介したいと思います。

【１】不要なセンサーやデバイスが有効になっていませんか？

スマホは超多機能機器で非常に多くの機能やセンサーが搭載されています。それら機能は、使っていなくても無効にしないと勝手に電気を消費してしまいます。
WiFiやGPS等のうち、「使わない機能は無効にする」「状況に応じて必要な機能だけを有効にする」ことで、電池消費を最小限にすることができます。
電源管理のウィジェット等を使ってWiFi・GPS・Bluetooth・自動更新などの有効・無効をワンタッチで切り替えるといいと思います。

【２】アプリは必要なものだけ有効になっていますか？

ダウンロードしたアプリであまり使わないものや、最初から入っているアプリ（プリインストールアプリ）で不要なものは削除もしくは無効化しましょう。バックグラウンドでの動作を無くすことが出来、電池持ちが向上します。

また、ホーム画面にカレンダー・天気予報・ニュース等、複数のウィジェットを表示させていると、スマホの負荷が増加しバッテリー消費も大きくなります。
頻繁に見たり起動したりする必要が無いウィジェットは、ホーム画面から消してしまいましょう。

【３】アプリが無駄に複数起動していませんか？

スマホは複数アプリを同時実行できるため、無意識のうちに「使っていないアプリを裏で動作させている」場合があり、これは電池消費に大きな影響を与えます。
ホームボタンを長押しすることで、アプリ一覧が表示され、動作中アプリの終了が可能です。時々チェックしてみましょう。

いずれの方法も、詳細な実行方法についてはここで説明するのは大変ですので、スマホを少しいじれる人に聞いてみて下さい。