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【フタコン通信】VOL.083(2023年08月25日号)
【豆知識】
「夏の熱戦とグラウンド」
今年の夏は、スポーツファンにとってまさに楽園の季節です。高校球児が甲子園で熱い戦いを繰り広げ、その舞台に魅了された方も多いことでしょう。さらに、2023FIFA女子ワールドカップや世界陸上2023ブタペスト、FIBAバスケットボールワールドカップなど、様々なスポーツイベントが盛りだくさん。ラグビーワールドカップ2023も目前となり、野球だけでなくさまざまなスポーツのファンにとっても興奮が広がる季節です。
今回の豆知識は、スポーツで用いられるグラウンドについてお話しします。
グラウンドとは、一般的に芝生や土で覆われた平らな場所を指します。ただし、スポーツによってはコートやリング、サークルなどと呼ばれ、形や大きさもさまざまです。
例えば、野球のグラウンドは扇形で、ホームベースから外野フェンスまでの距離は、76.199m以上と規定されています。甲子園グラウンドはセンター118m、両翼95mあり広さは約13,000平方メートル。高校野球の熱戦はここから生まれています。サッカーグラウンドは国際基準で縦100mから110m、横65mから74mの範囲内で、平均約7298平方メートル。ラグビーのグラウンドは長方形で、国際試合のサイズは100m×70m、面積は7,000平方メートル。
他のスポーツでも、それぞれの競技に応じたコートやリングが使用されています。バスケットボール、バレーボール、テニスなどは長方形のコートが用いられ、広さはそれぞれ420平方メートル、162平方メートル、約261平方メートル。ボクシングや相撲はリングや土俵で戦われ、面積はそれぞれ37平方メートルと14.3平方メートル。これらの数字からもスポーツごとに異なるグラウンドが設けられていることがわかります。スポーツによってプレイヤー数も異なるように、多様性がこうしたグラウンドの違いに表れています。
去年のサッカーW杯で、『三苫の1mm』が生まれたようにさまざまなスポーツで上述した大きさのグラウンドから1mm、1秒を争う試合が誕生する瞬間があると思うと胸が高鳴ります。
暑い日々が続いておりますがスポーツ観戦や体験を通じ、夏の暑さをスポーツの熱さで楽しんで乗り切って行きたいものです。みなさんもスポーツイベントを通して、この暑い季節をエネルギッシュに過ごしてみませんか?