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【フタコン通信】VOL.079(2022年12月27日号)
【豆知識】
【2023年は癸卯(みずのとう)】
2022年も残すところあとわずか。皆さんにとってどのような1年だったでしょうか。そして2023年は、どのような1年になるのでしょうか。
そんな来年を占う意味でも、今年最後の豆知識は干支にまつわるお話をいたします。
皆さん干支というと何を思い浮かべるでしょうか。
大半の人はねずみやうし、とらなどの十二支(じゅうにし)を思い浮かべるのではないでしょうか。
しかし本来干支は「十干(じっかん)」、「十二支(じゅうにし)」の組合せのことを指します。
甲、乙、丙、丁、戊、己、庚、辛、壬、癸の十干と子、丑、寅、卯、辰、巳、午、未、申、酉、戌、亥の十二支との組み合わせを指すため60通りあります。つまり生まれてから60年間違う干支が当てられています。
ちなみに還暦の由来は、生まれてから60年で干支が一巡し「生まれたときと同じ暦に還る」という意味で還暦と呼ぶようになったそうです。
そして来年2023年の干支は十干の10番目にあたる癸(みずのと)と、十二支の4番目にあたる(うさぎ)の組み合わせの癸卯(みずのとう)となります。
<癸の意味>
「癸」は雨や露、霧など、静かで温かい大地を潤す恵みの水を表しています。
十干の最後にあたる癸は、生命の終わりを意味するとともに、次の新たな生命が成長し始めている状態を意味しています。
<卯の意味>
「卯」は穏やかなうさぎの様子から安全、温和の意味があります。
また、うさぎのように跳ね上がるという意味があり、卯年は何かを開始するのに縁起がよく、希望があふれ、景気回復、好転するよい年になると言われています。
「癸」と「卯」の組み合わの2023年はこれまでの努力が実を結び、勢いよく成長し飛躍するような年になると考えられます。
良いことだけでなく暗いこともあった2022年でしたが、2023年はうさぎのように跳ね上がるよい1年になることを願いましょう。