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【フタコン通信】VOL.005(2010年08月24日号)


【 豆知識 】

【1】 宅地に新しい出入口が欲しい!さてどうします?

現在住んでいる宅地や、これからマイホームを建てようと土地を買ったけど、自動車の出入口が気に入らないので別の位置に変更したい場合があると思います。

このような場合に、宅地の回りが全て車道ならばどこからでも出入りできますが、歩道が接している場合は、歩道に重い自動車を通すと舗装が壊れてしまうので、道路の管理者に重い自動車が通っても舗装が壊れない計画内容で「道路工事施工承認申請書」を申請して、承認を得ることが必要となります。
この内容は道路法の第24条に書かれているので「24条申請」とも言われています。

出入口が欲しいと言っても希望する位置に希望するだけの幅が許されるわけではなく、その用途によって様々な制約があります。通常、一般家庭で申請できる許可幅は4mとなります。

出入口の変更を検討している方は、弊社スタッフへお気軽にご相談いただくか、該当道路の管理者に直接ご相談下さい。尚、該当道路の管理者は道路の種類により異なりますので、こちらについてもお気軽にお尋ね下さい。
http://www.futaba-con.co.jp/gaiyou/desin/kaihatusinsei/kyoninka.shtml

【2】 自分の土地にマイホーム。でもその前に確認してみましょう。

これから土地を取得してマイホームを建てようと考えている方も数多くいらっしゃると思います。すでに宅地が造成されている場合は問題ないのですが、今ある土地を切盛土(きりもりど)して宅地を造ろうとする場合「がけ条例」に注意が必要です。

がけの地表面の形質を変更する場合で、次の条件に該当する場合は擁壁を設けなければなりません。
a)切土した土地の部分に高さが2mを越える「がけ」が生じる場合
b)盛土した土地の部分に高さが1mを超える「がけ」が生じる場合

このような場合「工作物の確認申請」が必要となります。弊社スタッフへお気軽にご相談いただくか、各市町村の「建築指導課」「都市計画課」に直接ご相談下さい。

因みに「がけ」とは、地表面が水平面に対して30度を超える土地の事をいいます。(あたり前ですが30度とは直角(90度)の3分の1です。水平距離1.0mに対して垂直に約0.58m上がった点を結んだ角度になります。結構きつい勾配ですよ。)

また、切土とは現況の土地を必要とする形に土を切り取る工事をいい、盛土とは現況の土地に土を運んで盛る工事をいいます。

「自分の土地だからといってどのように使おうが勝手だろう」と思わないで一言ご相談下さい。
http://www.futaba-con.co.jp/gaiyou/desin/kaihatusinsei/kaihatusinsei.shtml


【 技術情報 】

【1】 初の民間SXFブラウザ

国土交通省の電子納品で提出する図面のチェックは、今までは各メーカーが独自に開発したプログラムソフトで行っていました。しかし、昨年末からSXFのチェック仕様が設けられ"ビッグバン"と"オートデスク"の2社からViewerソフトがリリースされました。

これはOCF(オープンCADフォーマット評議会)が策定した「SXF確認機能検定」の認定を受けたソフトで、これを使用することで、SXF図面の製図基準案に対するエラーを確認することが出来ます。しかし、あくまでもViewerソフトの為、エラー箇所の修正までは出来ません。
現行の国土交通省のSXFブラウザでも同様のことが可能ですが、データの大きさによっては、今回リリースされた民間のブラウザの方が読み込みなどの対応が早い場合もあります。

どちらも無償でダウンロードが可能ですので活用してみて下さい。

Autodesk『Autodesk SXF Viewer』
http://www.autodesk.co.jp/adsk/servlet/pc/index?id=15155992&siteID=1169823

Bigvan『Bigvan SXF Browser』
http://www.bigvan.co.jp/download/sxf_browser.html


【 COFFEE BREAK 】

【1】 鮭(サケ)釣り

弊社相双支店の目の前には「木戸川」が流れていて、現在鮎釣が解禁になっているので、休日には釣人で賑わっています。釣り好きな人にはたまらない環境ですが、弊社には‘釣りキチ三平’も‘釣りバカ浜ちゃん’もおらず、橋の上からただ釣人を眺めているだけです。

「木戸川」は鮭が有名な川でもあり、秋口には多くの鮭が登ってきて河口部で鮭祭りが行われます。駐車場も完備されているので車で多くの人が集まり特に休日は賑やかになります。

毎年「木戸川」の河口部において“鮭の有効利用調査”で鮭を釣ることが出来ます。参加人数には制限があり、はがきで応募して抽選で選ばれた人だけがダイナミックに鮭を釣ることが出来ます。
今年の応募期間は8月10日までとなっており、すでに終了してしまいましたが、是非鮭釣りがしてみたい方は来年応募してみて下さい。

連絡先 木戸川漁業協同組合  TEL 0240-25-3414
http://www.kidogawa.jp/sta7418/index.html


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