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【フタコン通信】VOL.088(2024年06月26日号)
【豆知識】
「国際博覧会(万博)って何?」
いよいよ来年大阪にて2025年日本国際博覧会が、開催されます。今回は愛知で開催されて以来日本では20年ぶりの開催となる国際博覧会についてお話しいたします。
そもそも国際博覧会とは?国際博覧会条約にて、「公衆の教育を主たる目的とする催しであって、文明の必要とするものに応ずるために人類が利用することのできる手段又は人類の活動の一若しくは二以上の部門における将来の展望を示すものをいう」とされています。日本では万国博覧会とも呼ばれ、その略称が万博です。
万博には、広く人類の進歩などをテーマとし、大規模で総合的な展示を行う「一般博」(または「登録博」)と、テーマを特定の分野に絞った「特別博」(または「認定博」)の2種類があります。
日本ではこれまでに5回万博が開催されておりますが、1970年開催の「大阪万博」以外はいずれも特別博であり、一般博となる2025年日本国際博覧会は55年ぶりの総合的な万博となります。
ここで55年前の大阪万博で展示され、現在では当たり前となった技術やサービスの一部をご紹介いたします。ワイヤレステレホン(現在の携帯電話の原型)・エアドーム・電気自動車・歩く歩道・モノレール、その他にも缶コーヒー・ファミリーレストラン・ケンタッキーフライドチキンなど現在普及している製品やサービスが万博を機に普及しました。
今回の万博は上述の通り55年ぶりの総合的な万博であり、いろいろな展示が期待されます。急速なスピードで技術発展していく現在の世の中において、どんな展示がされ、また展示される「未来の技術」の中に、将来当たり前に使われるようになるものがあると思うと今から心が躍ります。
今回はいよいよ開催が来年へと迫る万博についてお話ししました。来年の開催に向けてこれを機に過去の万博跡地を訪れ、万博の歴史や当時の文化・技術に触れてみるのもいいかもしれませんね。