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【フタコン通信】VOL.056(2019年2月25日号)


【豆知識】

今回は2009年より導入し実績を積み上げ、この度、i-Construction大賞 優秀賞受賞のきっかけにもなりました3Dレーザースキャナーについてです。

そもそもレーザー(LASER)とは、Light Amplification by Stimulated Emission of Radiation(放射の誘導放出による光増幅)の頭文字を取ったもので、共振器を用いて光(電磁波)を増幅して得られる人工的な光です。

・3Dレーザースキャナーで使用されるレーザーの特徴について
普通光(ランプなど)は四方八方に広がるのに対し、レーザーからは指向性の高い光が発せられほとんど広がることなくまっすぐに進みます。レーザー光の特徴は他にも、単色性に優れる・干渉性に優れる・高出力といった特徴があります。また、レーザーには危険度に応じたクラス分けが日本工業規格(JIS)で規程されています。
弊社で使用している3Dレーザースキャナーは、クラス3R(直接レーザーを見続けることをしなければ安全)を使用しており、観測時におけるレーザーによる危険性は極めて低いです。

3Dレーザースキャナー測量では機器を中心に360度方向にレーザーを照射し、跳ね返る時間・角度により物体の3次元座標値を広範囲・高密度で取得します。
現在では車やUAVにレーザー機器を搭載し、車で走行しながら観測を行ったり、飛行しながら空から観測するなど日々技術が発展し、レーザーが業界の様々な革新的な変化をけん引しております。

今回は市場規模を広げさらなる発展が期待される3Dレーザースキャナーについて、お話ししました。

詳しくは弊社3次元測量システムページをご覧ください。

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